☆ビクトリーブーケ 復興への願いが込められた3つの花☆
2021年08月31日
東京オリンピック2020においてメダリスト達が手にしてるお花、ビクトリーブーケ。
復興への願いが込められた3つの花は東北の花を使っています。
オリンピックのブーケには、トルコギキョウ(福島県産)、ヒマワリ(宮城県産)、リンドウ (岩手県 産)、ナルコラン(福島県産)、ハラン (東京都産)が使用されています。これらの花が選ばれたことには、それぞれ理由があります。
トルコギキョウは福島県 が県ぐるみで生産に取り組んでいる花です。震災による影響で農作物の出荷が減った当時、特定非営利活動法人(NPO)を立ち上げ、花を栽培することで復興への希望を見い出しました。
宮城県では、東日本大震災 で子どもを亡くした親たちが、子どもたちが避難するために目指した丘にヒマワリ
を植えました。そしてその丘には毎年ヒマワリが咲くようになったそうです。絵本にもなったこの話ですが、宮城県のヒマワリはそうした被災者たちの思いも込められている花と言えます。
リンドウは岩手県を代表する花です。日本で出荷されているリンドウの半分以上が岩手県産のもの。東京2020エンブレムと同色で、藍色の美しい花を咲かせます。
ブーケを彩る3つの花にはこうした意味合いがあり、今回使用されることになったのです。
お家にビクトリーブーケを飾って、メダリスト気分を味わってみるのも楽しいかも!?
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